交感
2008-03-31

−豊中−
少し前までは、技術的に不可能とさえ言われていたデジタル一眼レ
フの「ライヴビュー」機能が、必須を超えて当たり前となった。
かつて、光学ファインダーがひ弱なLUMIXを使い始めた頃、ファイ
ンダーで捕らえる画像とモニタで捕らえる画像の違いについて考え、
その一部は、HPの“視的生活”に書いたと思う。
いまだに、銀塩とデジタルの違いが声高に叫ばれているが、写真と
いうものの本質に、大きな差異があるとは思えない。
一眼レフであろうと大判カメラであろうと、遮光されたピントグラ
スを通して、レンズの先にある実際の光と影を覗き見る。カメラと
いう道具で分水嶺、或いは、結界を創りだし、彼岸と此岸を行き来
する。撮られた写真は、彼岸の風景である。記念写真でさえも、或
いは、アウラは写らないにせよ。
昨年末から、ライヴビューが可能なEOS40Dを使っている。
忙しいこともあって、ライヴビューの使い方さえ、未だ知らない。
液晶モニタを介してでも、本質的な変化は起こらないのか、はたし
て彼岸との交感は可能なのか、時間ができたら、もう一度試してみ
ようと思う。
解放
2008-03-23

−祇園−
“All That's UV 3”は、前回比2割強増のご来場をいただき、無事
終了。
ありがとうございました。
せっかくのグループ展なので、個々の作品について、400字や800字
程度の批評が書けるほどには、真剣に「観賞」させて頂いた。そう
いうことを望む人は少ないと思うので、どこにも書かないけれど…
構図が良いとか色が綺麗だとか、そんな瑣末な技術論に終始するの
は時間の無駄だし、いい加減に、デジタルか銀塩かとか、印画紙か
インクジェットかとか、どこで撮ったかとか、どうやって撮ったか
とか、そんな閉塞へ向かうベクトルではなく、自由な想像力と自由
な表現へ向かうべく、解放されたいと思う。
写真には、撮った者の状況と存在が、まるごと写ってしまうのだか
ら。
さようなら
2008-03-14

−祇園−
中平卓馬や西井一夫などを好んで引用するせいか、困ったことに、
僕の写真に理論や理屈を見いだそうとしている人が多いようだ。
理論や理屈で写真が撮れるのなら、とっくに写真とはさようならし
ていただろう。
昔っから、理論や理屈に憧れているところがあって、さらに、スタ
ンスとして、政治や社会にもコミットメントしたいと思っている。
油絵も描いたし、詩のようなものも書いた。8ミリ映画も撮った。
理論で写真が撮れるなら、或いは、そういうことを表現するなら、
写真の可能性など、ほとんど残ってはいないだろう。写真は過去で
しかないし、部分しか写らないのだから。
論理は飛躍するところに面白さがあるのであって、写真は瞬間でし
かない(長時間露光といえども)ところに快感がある。
だからこそ、理論も屁理屈も重要であるし、実践にも拘り続けるの
だと思う。
All That's UV 3
2008-03-10

−姫路城−
2005年に第1回目を開催して以来、3度目となるスタジオUVOB写真展、“All That's UV 3”を昨年に続き開催します。
先月、個展をやったところなので、どんな作品を出すか惑いましたが、ちょっと目先を変えて、雪景色3点に決定。
PX5500は、雪の白をどんな風に表現できるでしょう???
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All That's UV 3- 第3回 Studio UV OB 写真展
会期:2008.3.15-3.21
時間:午前10:00~午後7:00(最終日6:00まで)
場所:ラボ京都・4階ギャラリー(京都市中京区烏丸通仏光寺西入ル)
(阪急烏丸、地下鉄四条駅徒歩2〜3分)
tel.075-353-4188













