足元
2008-06-13

−東三国−
久しぶりにスキャナの電源を入れる。
4年ぶりか5年ぶりか???
繋がっているMacの本体は、PowerMac 9600 だ。
G4に挿してあるSCSIカードとの相性が悪いのか、うまく行かない
ことが多かったために、今も巨大なPM9600をデッドスペースに押
込んである。
PM9600を起動するのも2年ぶりぐらいだが、スキャナもMacも「い
つものように」起動してくれる。
スキャナは、とうに日本から撤退したアグファ製、DUOSCANという
反射・透過原稿用に上下に2つのベッドを持つ、当時は70万円近く
した、これまたA4にしては巨大な機械。
解像度的には、最近のエプソン製などに比べれば足元にも及ばない
のだが、4×5や8×10のポジを読み込ませると、フィルム並みの
滑らかで立体感のあるデータを吐き出してくれる。
古くてもよいモノ。古い方がよいモノ。新しい方がよいモノ。
政治や制度に限らず、工業製品についても、常に新しいのがよいと
は限らない。
坂本
2008-06-02

−日吉大社−
「比叡山の守り社である日吉の神は山王大権現と申しあげる」
というのが、明治以前までの言い方であった。
ところが明治の神仏分離によって、山王大権現というような仏教く
さい神名は廃されてしまった。明治初期国家の最大の愚行は、廃仏
毀釈・神仏分離であったが、小さくは山王とか権現、明神といった
千年来なじまれてきた日本語が捨てられたことである。
その後は、この神社の名も日吉大社という。
本来、日吉大権現である。この神仏習合の言い方のほうがはるかに
霊験ありげにきこえる。
(司馬遼太郎『街道をゆく/叡山の諸道』)
坂本(大津市)通いが半年を越えた。
神と仏と人が共生する、歴史を感じることのできる、とてもいい町
だ。
霊験はさておき、日吉大社の空気は、行くたびに清々しい。












