PageTop








スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

自粛

「この御時世だから、自粛してほしい。」
どこかで聞いたようなフレーズだと思ったら、近・現代史やお爺さんたちから聞いた、戦時中に持て囃された言辞に相似形。
また、昭和天皇崩御の際の一億総自粛の「雰囲気」が思い出される。
民主主義国家となり、価値の多様化が言われ、IT革命とか上部構造の「改革」がどれほど叫ばれても、自己正当化ばかりで自己批判のない社会には、改革も変革も、遂に訪れることはないのだろう。
このブログだけではなく、連動してくれた他のブログのコメントにも、同じ調子の書き込みがあった。特に、反論するつもりはない。

「このような時代にあってそれでは写真家は何をなすべきか。
この問いに答えるにはさらに多くを語らねばならないだろう。ただおそらくそれは制度的な視角からの逸脱はいかに可能かという、より具体的より実践的な問いとしてぼくの中に在る。それはまた映像をみずからの方法とするすべての者に対してむけられたものでもあるだろう。」
『制度としての視角からの逸脱は可能か』1972.2

「この時代を幻影の時代と言い、イメージの時代と呼ぶ。だがそれはわれわれの視角の問題にかかわるだけではない。イメージはわれわれの視角の制度化、組織化を通じて、さらにわれわれの生そのものを制度化し、組織化することを最終的な目的にしている。もはやわれわれはイメージ化されたわれわれ自身を生きているのだ。」
『ディスカバー・ジャパン』
いずれも『なぜ植物図鑑か』/中平卓馬(晶文社刊 1972)

時代が変り科学技術は進歩しても、人類は進歩しないのだ。


影
-吹田-

[ 2006/05/30 22:04 ] 歴史 | TB(0) | CM(2)

何だ?

久しぶりに写真だけ斜め読みしてて
ネコの昼飯からスレート壁に移ってからの
ハリネズミみたいな切れ味に
思わずコメントを読んでしまいました。

このブログ上で中平の「植物図鑑」などを引用するEMTAKE氏は、
私が知己を得る数少ないカメラマンの中で、抜きん出て中平にオーバーラップしてしまう人です。

中平を初めて壇上に見たときの彼の最初のひとこと。
「この中に私服はいないだろうな…」
いくら今以上にノー天気だった小生にもその意味は少し分かったし、
当時すでに確信犯的に写真を発表したりモノを書いていた彼一流の自己紹介だったと今も思っています。(70年代中頃の昔話です)

だからせめて「こんな目に遭ってしまうのは勲章だと思いなよ!」
…って笑い飛ばしてしまいたい衝動にかられて書いてます。

昨年から中年サラリーマン初心者の小生には、
今の世の中、何と悪意がまかり通ってしまうことが多いのだろうか、と開いた口がふさがらなくて、
そのままにしてるとよだれまで垂れて来て、そのうちに口の中に弾が飛んで来る、全く無防備な自分に自己嫌悪に陥る日々です。

これを「このご時世~」云々と言いながら嘆いている暇すらもうなくて、
生き方を高らかに宣言しながら街を歩かないと危なくて仕方がない時代みたいです。

口先だけがまかり通るのは、薄っぺらで深刻な暗黒時代の到来と同時に、
いまだに新しい豊饒の予告編だと信じていたいから。

怒りと屈辱の上塗りにこんなんどぅ?


[ 2006/05/31 16:56 ] [ 編集 ]

倒れる前の中平卓馬!
カッコよかっただろうねぇ~。
僕もあと2~3年早く生まれていれば、「現場」に居れたんだろうにゃ。

ま、ヒステリーであろうが神経症であろうが、ワタシャ精神科医でも警官でも軍人でもないので、理想を追い求めるしかないんで、それが雲であるならば、解体するまで写真を撮り続けるしかないんですわ。
怒りも屈辱も、カメラの前にひれ伏しました。この事件は、写真の養分とさせていただきます!
東三国6丁目の恐怖だけが、残りましたけどね…
[ 2006/06/01 02:46 ] [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://empty86.blog23.fc2.com/tb.php/195-ea1c1e09





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。