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敗北

孤
-東三国-

17年間通った散髪屋が店を閉めた。
通ったなどといっても、3~4ヶ月に1度で、あまりいい客とは言えないが、彼のプロとして、人としてのデリカシーと頑固さがとても好きだ。
大阪に引っ越してきて、近所の床屋を一軒づつ回って、辿り着いたのがココ。
太くて多くてクセがあって、大抵の散髪屋では嫌がられるし、滅多に行かないから、あまりいい顔はされない。だから、散髪屋を変えるのが億劫になる。
東三国界隈は、50mに一軒といってもいいほど、美容院とコンビニが乱立する。最近は、男の子たちも美容院へ行くし、安価な大衆理容店も何軒かあるし、裏通りで独りでやっているような床屋は、いくら腕が良くて熱心でも、競争(或いは、狂騒)に勝ち残るのは難しい。
大した腕を持たないカメラマンにとって彼の撤退は、己の敗北を見るようで、辛く悲しく、悔しい。


[ 2006/10/05 03:40 ] 危機 | TB(0) | CM(2)

この歳になると私も似たような経験をしています。
踏ん張る足下が崩れてゆくというか、店を畳んだ店主の選択が正しかったのだと言い聞かせるしかありません。
そういう自分も一寸先は漆黒の闇ですから。
[ 2006/10/08 03:36 ] [ 編集 ]

僕も数年前にスタジオ兼事務所をたたんで、今は自宅兼事務所です。
あの時の僕と同じように、彼も今、独りで黙々と後片づけをしています。
すみっこから、様々なモノが出てきたりするんですよね…。
[ 2006/10/09 02:14 ] [ 編集 ]

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